鉄道そのものも鉄道旅行も大変魅力が詰まっています。

鉄道と聞くと、日頃の通勤や通学などでやむを得ず利用している…そんな方も多いかと思います。何気なく鉄道を利用していると、それがもはや当たり前のものになってしまい、どうしてもそこから魅力を見出だせなくなりがちです。しかし、鉄道には非常に多くの魅力が詰まっています。日頃から利用している路線でも、たまには外を眺めながら移動してみると、気が付かなかった風景が広がっていることだってあるのです。

また、鉄道旅行については、いつもとは違う列車に乗り、その土地の風景や旅情を味わえるという魅力もあるのです。都会を走る列車やローカル線、さらにはまさしく終着駅という雰囲気の駅から山中にひっそり佇む駅、都会のど真ん中の駅、また山の景色、海の景色、都会の景色、渓流の景色などなど、鉄道は非日常な空間に乗る人を誘ってくれます。

さらに、近年では新幹線や在来線の特急、さらには私鉄にいたるまで、様々な個性あふれる車両がたくさんあります。乗り心地の快適さもさることながら、遊び心にあふれたものや、大人の雰囲気を醸し出しているものなどなど、鉄道は車両に乗る、触れる、感じるだけで、思わずワクワクしてしまうような魅力にあふれています。

鉄道写真もまた鉄道と触れ合える点で魅力たっぷりです。

最近、鉄道写真が大変注目を集めています。かつて鉄道写真と言えば、どうしても鉄道オタクがすることというイメージがあったかも知れません。確かに線路脇に三脚を立てたり、駅のホームの端っこで列車が来るのを待っていたり…そういった光景に抵抗を感じる方もいらっしゃることでしょう。

しかし、最近では鉄道そのものをメインで撮影するだけでなく、日常の雰囲気の中に鉄道がある…そんな鉄道写真のイメージを覆し、まるで風景写真のように見える写真もあったりと、非常に多彩になっており、それだけ楽しみや魅力が膨らんでいます。

鉄道写真は何も難しく考える必要もありません。また、高価な道具を揃える必要もありません。デジタルカメラやスマートフォンの写真機能でもかまわないのです。最低限のマナーを理解しておくことは大切ですが、そのあたりをしっかり守れば、今すぐにでも始めることができます。

このように、鉄道を使っての旅行や鉄道写真には楽しみがいっぱい詰まっています。それを味わうことなく、ただ漫然と利用するだけではもったいないのです。鉄道の魅力に触れてみる…そのことできっと今までに気が付かなかった大きな魅力を感じることができ、きっと新たな発見につながることでしょう。さあ、魅力あふれる鉄道の世界に足を踏み入れてみましょう。

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「流し撮り」をマスターして迫力ある鉄道写真を撮影しよう!

プロの鉄道写真家でも良く使うテクニックとして「流し撮り」があります。高速で走る列車のような被写体に対して、その動きに合わせるように、カメラを動かして、ピントがあった1点でシャッターを切るのです。これにより、よりスピード感あふれる1枚が撮影できるのです。

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旅の思い出に…まずは気楽に鉄道写真を撮影してみよう!

鉄道写真は難しいというイメージが強いかもしれません。確かに何を被写体にするか…などによってはレベルも高くなることもあります。しかし、あまり難しく考えずに、旅先で、または近所を走っている列車をぱちりと撮影することで意外な楽しさを発見できます。

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プロもうなるような鉄道写真を撮影するための構図の決め方

鉄道写真を撮影するにあたって、構図をしっかり意識することは大切です。思わず日の丸構図という被写体をど真ん中に持ってくる構図に陥りがちですが、三分割法やレイルマン比率などの構図を知れば、プロもうなずく鉄道写真が撮れるはずです。

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旅情あふれる鉄道写真を撮るためのポイントって?

鉄道写真には様々なジャンルがありますが、風景の中に列車や駅舎などがある…このような一見すれば風景写真ではありますが、これも立派な鉄道写真です。とりわけ旅情を誘う鉄道写真は自分の足でスポットを探しだし、非日常の空間を作り出すことが大切です。