鉄道写真の撮影ポイントを見付けるテクニックとは?

鉄道写真は何を被写体にするかも当然重要ですが、どこで撮影するかという撮影スポットを探すこともまた非常に重要なポイントです。せっかく撮影しても何か障害物があったり、逆光だったりすると、写真のできばえが悪くなってしまいかねません。

では、鉄道写真を撮影するのにふさわしい場所はどのように見つければ良いのでしょうか。

その前にどんな写真を撮りたいかを考えましょう。列車がメインの写真か風景の中に列車が入っている風景写真かという点です。まずはこれをはっきりさせなければ、なかなか思い描く鉄道写真を撮影することはできません。

次に撮影スポットを探します。探し方として、まず1つ目には自分自身の足で探すということが挙げられます。ただ単に歩き回るのでは、なかなか絶好のポイントを見付けることは難しいでしょう。例えば、列車の先頭車両なり最後尾の車両なり、風景がよく見える場所から眺めてみて、カーブや地形などから、ポイントを見付けるという方法があります。地図を合わせて参考にしても良いでしょう。

また、もう1つの方法として、鉄道関連の雑誌に掲載されている鉄道写真から、気に入ったものの撮影場所に実際に行ってみるということです。雑誌などに掲載されている鉄道写真はプロが場所を選んでいるために、とりわけ初心者の方には場所選びの参考になるでしょう。また、インターネットにもたくさんの情報がありますので、大変参考になります。

ただし、撮影スポット選びの際には、線路のすぐ近くや断崖絶壁付近など、いくらベストな撮影スポットだと思っても、危険な場所は選ばないようにしましょう。また、くれぐれもマナーを守ることは念頭に入れておくように心がけましょう。