魅力の宝庫!今、大注目の九州を鉄道で巡ってみよう!

今や老若男女、幅広い世代の方から非常に大きな注目を集めている鉄道といえば、九州エリアではないでしょうか。実は九州には7つある県ごとに特色があるだけでなく、鉄道に関しても非常に趣向を凝らした様々なデザインの車両が走っていることで、より人気を集めているのです。

九州の特急車両のデザインを中心に手がけているデザイナーの水戸岡鋭治さんがデザインした車両は、日本だけでなく世界からも注目を集めており、その列車の人気は九州だけでなく、全国各地から多くの観光客を呼んでいるほどなのです。

今、最も知られているのが「クルーズトレイン・ななつ星」でしょう。豪華絢爛で贅沢の全てを結集させたような造りになっている「ななつ星」は大分県や鹿児島県などをめぐる3泊4日コースと、長崎県を中心にめぐる1泊2日コースで、従来の寝台列車のイメージを完全に覆す夢の豪華列車として、そのチケットはプラチナチケットになるほどの人気を集めています。

しかし、それだけではなく、例えば博多駅から大分駅を結んでいる「ソニック」、博多駅から長崎駅を結んでいる「白いかもめ」などもデザイン性が高く、内装もまるでグリーン車を思わせるような造りになっています。デザインだけでなく、内装にも随所に沿線の名物などをふんだんに取り入れ、外からも中からも楽しめる列車になっているのです。

また、博多駅から大分県の由布院までを結ぶ「ゆふいんの森」、熊本駅から三角駅を走り、落ち着いた大人の雰囲気が特徴の「A列車で行こう」、阿蘇へ向けて走るお子さんも楽しめるスペースが充実している「あそぼーい」、鹿児島県の指宿を目指し、ドアが開くとミストが出てくることでも知られる「指宿のたまて箱」、ご当地の飫肥杉をふんだんに使った宮崎駅から日南線・南郷駅を結ぶ「海幸山幸」など、とにかくそれぞれに個性あふれるデザインや内装、サービスが魅力となっているのが九州の特急列車の魅力なのです。

普通列車ですらデザイン性の高いものが多い九州の鉄道。見ているだけでも十分楽しめますが、乗っても楽しい、鉄道写真として収めるのも楽しい…乗ってみないと楽しさが分からないという魅力にあふれているのが、九州の列車たちなのです。