車窓からの眺めも鉄道の魅力!眺めるポイントを紹介!

出張や旅行、さらには日頃の通勤通学など、鉄道を利用する機会は多いかと思いますが、移動中、何をしながら過ごしていますか?通勤通学といった日常生活のルーティンワークでは、電車からの眺めを見てもつまらない…と思われるかもしれません。しかし、出張や旅行といった長距離移動の場合、確かに移動中は暇だからと睡眠をとってみたり、一緒に行く方と会話を楽しんだりで、移動時間を過ごす方も多いでしょう。ところが、鉄道を使っての移動だからこそ出来る車窓からの風景を眺める…これが鉄道の醍醐味でもあるのです。つまり、睡眠や会話は鉄道での移動じゃなくとも出来ますが、車窓を楽しむことは鉄道ならではの魅力なのです。

街から街へとつながる鉄道は、その場所ごとの移ろう風景を映し出してくれます。きれいな山並み、田園風景、渓谷美、海岸線、小さな街並み、大都会…とにかく枚挙にいとまがないほど、その景色は同じものがないため、見ている人を飽きさせない魅力が詰まっています。

例えば、東京都内をぐるりと回る山手線のように、都会の景色ばかりを想像させる路線でも、東京タワーや東京スカイツリーが見えたり、明治神宮の脇を通過したり、東北・上越新幹線や東海道新幹線と並走したりと、様々な光景を映し出します。また、山手線とは対照的に青森県の川部駅から秋田県の東能代駅までを結ぶ五能線や広島県の海田市駅から三原駅までを結ぶ呉線などは海の景色を堪能でき、福岡県の久留米駅から大分駅までを結ぶ久大本線などは山の景色が堪能できます。

普段見慣れた光景でも車窓は新しい発見を与えてくれるでしょうし、日常生活から離れた場所の車窓は新鮮に目に映ることでしょう。睡眠をとってみたり、携帯電話やスマートフォンをいじってみたり…過ごし方は自由ですが、鉄道での移動でしか出会えない車窓の風景をじっくり見てみるのは、まさに醍醐味といえるのです。